春の足音が聞こえてくると、ソワソワしてカメラのメンテナンスを始めてしまうのは、私だけではないはず。東京には数多くの桜の名所がありますが、今回私が訪れたのは、都会的な洗練さと自然の美しさが完璧に調和した場所、「東京ミッドタウン(六本木)」です。
ビル群の谷間に現れるピンクの帯は、まさに都会のオアシス。今回は、実際に撮影した写真と共に、東京ミッドタウンの桜の魅力と撮影のポイント、そして撮影に使った機材についてたっぷりとお届けします。
東京ミッドタウン「ミッドタウン・ガーデン」
東京ミッドタウンの桜といえば、なんといっても「ミッドタウン・ガーデン」にあるさくら通りです。約200mにわたって続く桜並木は、地上から眺めるのはもちろん、歩道橋の上からの俯瞰など、多彩なアングルで楽しむことができます。
見どころ
最大の魅力は、緩やかなカーブを描くさくら通りです。 港区立檜町公園と隣接するこのエリアには、旧防衛庁時代から受け継がれたソメイヨシノを中心に、約100本の桜が植えられています。特に、ガーデンテラス前のカーブは、通り抜ける車と桜の枝ぶりが絵になる絶好のフォトスポット。夜には幻想的なライトアップも行われ、昼夜問わず多くのカメラマンを魅了します。
桜の種類
ソメイヨシノ、山桜、大島桜、寒桜、大山桜、八重紅枝垂、仙台枝垂、ウスゲヤマザクラ
見頃
3月下旬~4月上旬
イベント期間
MIDTOWN BLOSSOM 2023
2023年3月15日(水)〜4月16日(日)
ライトアップ:光に浮かぶ幻想的な夜桜
日が暮れると、さくら通りは昼間とは一変、幻想的な光の世界に包まれます。 例年、開花に合わせて開催される「MIDTOWN BLOSSOM」の期間中には、約200mの桜並木がライトアップされます。
- 演出の妙: 桜の開花状況に合わせて、開花前はピンク色のライトで春を先取りし、満開時は白いライトで桜本来の美しさを際立たせるなど、細やかな演出が施されるのがミッドタウン流です。
- 撮影のコツ: ライトアップ撮影では、歩道橋の上からスローシャッターを切るのがおすすめ。桜の静止した美しさと、道路を走る車のヘッドライトやテールランプの光跡(レーザービーム)を組み合わせることで、サイバーパンクな雰囲気漂う「都会の夜桜」が完成します。
料金
無料で楽しめます
場所
東京都港区赤坂9-7-1
アクセス
- 都営地下鉄大江戸線「六本木駅」より徒歩すぐ
- 東京メトロ日比谷線「六本木駅」より徒歩約4分
駐車場
akippa(あきっぱ)や特P(とくぴー)では、近隣の駐車場の検索、予約ができます。
便利なので、是非ご活用ください。
東京ミッドタウン駐車場
- 住所:東京都港区赤坂9丁目7番1号
- 営業時間:24時間営業
- 収容台数:380台
- 利用料金:30分 300円
撮影記:2023年3月25日、春の夕暮れに包まれて
2023年3月25日。東京の桜が満開を迎え、散り際の一歩手前という最も贅沢なタイミングで東京ミッドタウンを訪れました。時刻は16時頃。空は少し厚い雲に覆われていましたが、この「曇天」こそが、桜の淡いピンク色を白飛びさせずに、しっとりと描き出す絶好のコンディションでもあります。
今回の相棒は、メイン機として信頼のフルサイズ機「Canon EOS 5D Mark IV」に、風景からスナップまで何でもこなせる標準ズームの最高峰「EF24-70mm F2.8L II USM」を装着。そして、サブ機としてポケットに忍ばせておいた最強のコンデジ「Sony RX100M7」です。この2台体制で、様々なアングルを切り取ってきました。
桜のアーチと都会の動線
ミッドタウン・ガーデンの入り口に立つと、視界に飛び込んできたのは、赤褐色の舗装が印象的な「さくら通り」。
一枚目の写真は、歩道橋の上からズームレンズ(EF24-70mm)の中望遠域を活かして撮影しました。
ちょうど黒色のミニバンがカーブに差し掛かった瞬間を狙っています。路面の赤、植栽の鮮やかな緑、そして画面を覆い尽くすような桜の白。このコントラストが、都会の洗練された春を象徴しているようで、シャッターを切る指に力が入りました。
絞り込むことで、奥の建物まで適度に解像させ、都会のダイナミズムを表現しています。

テラス席に漂う優雅な時間
少し場所を移動して、ガーデンテラス側を望むアングルへ。 二枚目の写真では、テラス席に並ぶ赤い椅子と、整然と並んだパラソルやヒーターを構図に取り入れました。

ここでのポイントは、画面左側に広がる桜のボリューム感と、右側の直線的な建築デザインの対比です。整然と並んだ無人のテーブルセットが、どこか映画のワンシーンのような静寂を感じさせます。都会の喧騒の中にありながら、これほどまでに落ち着いた「大人の春」を撮れる場所は、都内でもそう多くありません。
コンデジで切り取る、隙間から覗く鮮やかな世界
三枚目は、あえて手前の大きな桜の枝を「前ボケ」として大きく配置し、奥に広がる芝生広場と通り過ぎるメルセデス・ベンツを捉えた一枚です。 この写真は、サブ機のSony RX100M7で撮影しました。

この場所の桜は枝が低く垂れ下がっているため、フレーミングを工夫するだけで、視界を桜で埋め尽くすことができます。RX100M7は、ポケットに入るサイズながら、1インチセンサーと高倍率ズーム(24-200mm相当)を搭載しており、こうした隙間を狙う撮影や、瞬時にフレーミングを変えたい時に威力を発揮します。
RX100M7の豊かな階調表現のおかげで、曇天の下でも芝生の「深い緑」と、桜の「繊細なピンク」が混ざり合うことなく、それぞれが美しく主張してくれました。車のブレーキランプの赤が差し色になり、画面がピリッと引き締まったのも嬉しい収穫です。一眼レフでは難しい、人混みでの機動力を活かした撮影ができました。
撮影を終える頃には、少しずつ街灯が灯り始め、夜の顔へと移り変わるミッドタウン。16時から17時にかけてのこの「マジックアワー」直前の時間帯は、光が柔らかく、桜のテクスチャを最も美しく残せる時間だと再確認しました。
本日使った機材
撮影旅の拠点選び:agoda(アゴダ)で特別な春の滞在を
今回の東京ミッドタウンでの撮影のように、都会の洗練された風景と桜をじっくりと楽しむなら、その拠点となるホテル選びも重要です。特に、夜桜のライトアップまで撮影したい場合、近くに快適なホテルがあれば、機材の整理や休憩もスムーズに行えます。
そこでおすすめしたいのが、世界最大級の宿泊予約サイト「agoda(アゴダ)」です。
agodaを利用すれば、東京ミッドタウン(六本木・赤坂エリア)周辺にある魅力的なホテルを、簡単に検索・予約することができます。
「せっかくの春の撮影だし、少し贅沢な滞在をしてみたい」という方には、agodaの強みである高級ホテルの豊富なラインナップが最適です。東京ミッドタウンに隣接するザ・リッツ・カールトン東京をはじめ、窓から桜を見下ろせる客室を持つホテルも見つかるかもしれません。agoda独自の割引プランやポイントバックを活用すれば、憧れの高級ホテルにもお得に泊まることができます。
また、「機材にお金をかけたいから、宿泊費は抑えたい」という方には、agodaの実用的な検索フィルターが大活躍します。価格帯、口コミ評価、駅からの距離など、あなたの「撮影スタイル」に合わせた最適なプランをすぐに見つけることができます。
都会の真ん中で、桜に包まれる特別な時間を過ごす。agodaであなたにぴったりのホテルを見つけて、撮影旅をさらに充実させてください。
撮影を支える最強の味方:R&Y Rentalでスマートに旅する
今回の撮影のように、六本木というお洒落な街を歩く際、意外と困るのが「荷物の管理」です。 カメラバッグに三脚、予備のレンズ……。重い荷物を背負って満員電車に乗ったり、スタイリッシュなミッドタウンの館内を歩き回ったりするのは、少し気が引けることもありますよね。
そこでおすすめしたいのが、日本最大級のスーツケースレンタル専門サイト「R&Y Rental(アールワイレンタル)」です。
「えっ、カメラマンにスーツケース?」と思われるかもしれませんが、実はこれが非常に便利。 リモワ(RIMOWA)やサムソナイトといった超一流ブランドのスーツケースを安価でレンタルできるので、大切な撮影機材一式を衝撃から守りつつ、スマートに持ち運ぶことができます。
特に東京ミッドタウンのような施設内を移動する場合、重いリュックを背負うよりも、キャスター付きのスーツケースの方が身体への負担も少なく、見た目もスマート。撮影が終わった後は、そのままショッピングやディナーを楽しむこともできます。 一流の街には、一流のバッグで。R&Y Rentalなら、その時の用途に合わせて最適なサイズやデザインを選べるので、機材の多い撮影旅には欠かせない選択肢です。
憧れの機材を使いこなす:GOOPASSで表現の幅を広げる
今回、私が使用したメイン機「EOS 5D Mark IV」と「EF24-70mm F2.8L II USM」。そしてサブ機の「Sony RX100M7」。 これらはそれぞれ、一眼レフとコンデジの最高峰とも言える機材ですが、実際に購入しようとすると、かなりの予算が必要です。また、「今日は超広角でダイナミックに撮りたい」「夜のライトアップを明るい単焦点で切り取りたい」など、その日によって撮りたいイメージは変わるもの。
そんなカメラマンの願いを叶えてくれるのが、カメラ・レンズのサブスクリプションサービス「GOOPASS(グーパス)」です。
GOOPASSを利用すれば、今回のようなハイスペックなフルサイズ機やLレンズ、そして最新のコンデジも、月額定額で入れ替え放題。 例えば、「来週はミッドタウンの夜桜を撮るから、よりボケの綺麗な大口径レンズを借りよう」といった使い方が可能です。あるいは、「RX100M7を一度使ってみたかった」という方にも、レンタルは最適な機会です。
カメラは「所有する」時代から「体験をシェアする」時代へ。 高価な機材をいきなり買うのは勇気がいりますが、レンタルなら気軽にプロ級の描写を手に入れることができます。あなたの「撮りたい」という情熱を、GOOPASSで形にしてみてはいかがでしょうか。
まとめ:都会の春は、カメラと共に
東京ミッドタウンの桜は、単なる自然美だけでなく、建築や車、行き交う人々といった「都市の風景」と混ざり合うことで、唯一無二の魅力を放っています。
今回使用したメイン機(一眼レフ)とサブ機(コンデジ)の2台体制は、その場の空気感から隙間を狙うスナップまで、都会の桜を克明に記録するのに最適でした。満開の桜の下、ファインダー越しに見る世界は、いつもより少しだけ輝いて見えます。
皆さんもぜひ、お気に入りの機材(あるいは憧れの機材を借りて!)を持って、東京ミッドタウンへ足を運んでみてください。そこには、今しか撮れない最高の一枚が待っているはずです。
次は、ライトアップされた夜の桜並木を、三脚を持ってじっくり狙ってみたいと思います!
