レンズフードとは

レンズフードとは、レンズの先端に装着するアクセサリーのことです。
レンズフードは、基本的にレンズを購入すればアクセサリーとして付属しているため、純正品を使用するのが一般的です。
装着方法は、レンズの先端に装着するだけです。

レンズフードを使う２つの理由

フレアやゴーストを抑制できる

レンズフードは余分な光をカットし、レンズ本来の性能を引き出すというメリットがあります。
フレアやゴーストは、レンズに強い光(太陽や夜中の街灯など)が入ってきて、それがレンズ内で乱反射することが原因で起こります。
レンズフードを装着しておけば、レンズに入る光を抑制することができます。
日が照っている環境や夕焼けをバックにした逆光撮影、照明など光源が多い夜の街を撮影する際に有効です。

レンズの緩衝になる

レンズフードを装着する目的の一つは、レンズを衝撃から守ることです。
レンズは前方に飛び出しているので、どうしても人や物とぶつかって、傷つくことがあります。
しかし、レンズフードを装着しておけば、前玉を直接ぶつける機会を減らすことができます。

レンズフードの注意点

フラッシュを遮ることがある

内蔵フラッシュや外付けストロボの光をさえぎってしまい、影が出ることがあります。
室内撮影の場合は、外しておくことをお勧めします。

レンズフードのサイズ

レンズフードを購入する際は、レンズのフィルター径に合うものを選ばなくてはなりません。
またレンズフードは、メーカーが異なると径が同じでも基本的に装着できません。